悪魔ゴイフ
悪魔ゴイフ
今宵もデーモンについて語ろうかと思います。

Apocalypse Demon / 黙示録の悪魔
(4)(黒)(黒)
飛行
黙示録の悪魔のパワーとタフネスは、それぞれあなたの墓地にあるカードの総数に等しい。
あなたのアップキープの開始時に、あなたが他のクリーチャー1体を生け贄に捧げないかぎり、黙示録の悪魔をタップする。
*/*


『破滅の刻』にて収録されたレアデーモン。
奈落の王をはじめとし、デーモンに多く見られるアップキープにクリーチャーを1体要求するデメリット能力をもったデーモンなわけです。しかし他のデーモンとは決定的に違う点があります。
奈落の王は生け贄を用意できなかった場合はプレイヤーに殴りかかってきます。ザスリッドの悪魔なんかは生け贄を用意できなかったら、プレイヤーに殴りかかってくるどころかふて寝します。なんてやつだ。
では、もう一度黙示録の悪魔の能力をご覧ください。
こいつは生け贄を用意できなかった場合、ただただふて寝します。かわいい。
つまり、生け贄を用意できなくても、プレイヤーは無傷で済むっていうわけ。これが今までの連中との明らかな違いです。

さて、次にデメリットじゃないほうの能力について。
飛行に加えて、P/Tが自分の墓地のカードの枚数に等しくなる効果を持っています。なので、墓地にだいたい6枚ほどカードがあれば、だいたいコストに見合った大きさにはなりますが、先述のデメリットがあるためそういうわけにはいきませんね。
じゃあどうする?
墓地肥やして(20枚落として)一発KOすればいい。
かつてこんなクリーチャーがいました。

Lord of Extinction / 絶滅の王
(3)(黒)(緑)
絶滅の王のパワーとタフネスはそれぞれ、すべての墓地にあるカードの枚数に等しい。
*/*


こっちは全員の墓地を参照するので、こっちのほうが黙示録の悪魔よりでかくなりやすいです。しかし、黙示録の悪魔はデーモンであるが故のデメリット能力はさておき、飛行を持っています。つまり、相手に飛行やら到達を持ったクリーチャーがいなければワンパンできてしまうっていう点は、絶滅の王にはない利点ですね。

しかし、モダン以下の環境で考えると、どっちがいいか問われたなら、「絶滅の王」と答える場合が多くなりそうなのは間違いないでしょう。ただ、2017.8.25現在、黙示録の悪魔はスタンリーガルなので、なんらかの可能性は秘めているかもしれませんね。

さあ、みんなも<Fling / 投げ飛ばし>を準備しよう!

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